ピーマンの炭そ病
ピーマンの炭疽病は気温が25℃以上の高温になる時期、多湿の状態が続くと発生が多くなります。
発病は成長した下部のピーマンから始まりますが、上部のピーマンも感染している可能性があります。
炭疽病の発生する部位は日光の当たる南側(ベランダの外側)の果実の下部に多く発生します。
プランターで育てる場合は室内側から見えないので、発病に気がつかないことがよくあります。
ピーマンの炭疽病はカビ系の病気なので、気温が20℃以上になると胞子の飛散が始まり、25℃以上の気温と多湿条件が整えば発病するわけです。
ピーマンが奇形になり果実の表面に引っ掻いたような傷がみえますが、これは病気ではなくアザミウマという小さな昆虫による食害です。
アザミウマは葉菜類から果菜類まで幅広く食害する害虫ですが1mm程度と小さく吸汁被害もよく見ないとわからないのが現状です。