ハダニ

ハダニ

 

ハダニはみかんやりんごなどの果樹やマメ類、茶などの葉を吸汁する害虫で、吸汁被害を受けると葉の表面がかすれたように白くなります。

 

ハダニは蜘蛛の仲間で吸汁する作物の葉に糸を張り巡らしながら、葉の吸汁を繰り返して増えていきます。

 

ハダニは高温で乾燥した状態で発生しやすい害虫なので、ハウス園芸の育苗に使われる敷き藁などから発生することもあります。

 

体長は0.5mmくらいの大きさで肉眼では殆ど確認できないので、アザミウマなどの吸汁害虫が確認できなければ疑ってみる必要があります。

 

ハダニ

 

ハダニが発生したら、発生した野菜を早期に処分することや周辺の野菜に広がっていないか葉裏をよく確認します。

 

ハダニの増殖はすさまじいので、周辺に野菜に拡散し多場合は早めに収穫するか処分して被害が拡散しないようにします。