クサカゲロウ
ナスの葉毛にこだわるシンプルな塵載せタイプ
クサカゲロウの幼虫はクワガタのようなハサミでアブラムシやハダニ、アザミウマなどの昆虫を捕食する昆虫です。
塵載せ型と呼ばれる種類の幼虫は植物のかけらや捕食した昆虫の食べ残しなどを背に乗せるというユニークな恰好をしています。
幼虫が捕食した昆虫の食べ残しを背に乗せる理由はナミテントウなどの捕食昆虫から身を守るためといわれています。
培養土に含まれる鉱物好きの塵載せタイプ
気温が高くなる日中は葉の裏でじっとしていることが多いので目立ちませんが、早朝や夕方になると葉表面を活発に動き回ります。
塵載せタイプの幼虫は身近にある素材を集めて身にまとうので、個体ごとの特徴を観察してみてはいかがでしょうか。