ハダニ
なすに寄生したハダニ
ハダニはなすやピーマン、トマトなどの野菜に寄生する害虫で吸汁被害を受けると葉の表面がかすれたように白っぽくなり、やがて落葉してしまいます。
種類はカンザワハダニとナミハダニがいますが、体長が0.5mmと極めて小さいので肉眼でははっきりと確認できません。
発生時期は雑草で越冬したハダニが風などで運ばれて春先から発生しますが、25度以上の高温で乾燥すると爆発的に増えます。
四角豆に寄生したハダニ
ハダニは高温で乾燥した状態で発生しやすい害虫なので、ハウス園芸では育苗などに使われる敷き藁などから発生することもあります。