ハイマダラノメイガ
ハイマダラノメイガの幼虫
ハイマダノメイガはダイコンやかぶの根部に侵入して食害する害虫で、ダイコンシンクイムシとも呼ばれています。
幼虫は白い体色で見つけやすいのですが、葉をあまり食害しないので食害痕も小さく食害に気づくのが遅れてしまいます。
幼虫が侵入したかぶ
幼虫はしばらく葉を食害すると根部に侵入して侵入口を糸でふさぎ、根部で食害を繰り返して蛹となります。
根部を食害された野菜は芯葉がしだいに伸びなくなり、葉の黄化などの症状が現れ、生育が停止してしまいます。
根部に侵入した幼虫
防除のポイントは幼虫の食害痕を早く見つけて根部へ侵入させないことで、成虫が産卵しないように不織布で覆うことも有効な防除手段です。