ハモグリバエ
ハモグリバエ
ハモグリバエによるごぼうの食害
ハモグリバエは年間を通じてトマト、ナス、絹さやえんどう、ごぼうなど様々な作物の葉を食い荒らす害虫です。
特に絹さやえんどうでは葉が小さく葉数が少ないので食害が多くなると枯死する場合もあるので発生初期の駆除が大切です。
絹さやエンドウを食害するハモグリバエ
ハモグリバエは卵から成虫になるまで2週間かかるとされていますが実際はもっと短い期間で葉を食害して蛹や羽化しています。
ハモグリバエは葉中で蛹となり羽化する種類と蛹が葉から抜け出して土壌中で羽化する種類がいます。
ハモグリバエの蛹
葉から飛び出したハモグリバエの蛹は葉の表面にある窪みや葉の根元、土の中で羽化する瞬間を待っています。
1mmくらい大きさで黄色い蛹は白菜などの広い葉ではくぼみや葉の根元で見つけることができます。
ハモグリバエの成虫
成虫となったハモグリバエは葉の表面を飛ぶというより歩き回って移動します。