連作障害

 

 

連作障害とは同じ科の野菜を連続して栽培することで、病害や害虫が増えたりして、収量や品質が低下することを言います。

 

ナスやトマト、ピーマンは同じナス科の野菜ですが、この同じ科の野菜を一定の期間で栽培することを輪作と読んでいます。

 

休作する期間は長い野菜で5年くらいになりますが、4年に1回栽培するローテーションを組むことで連作障害をかなり回避できます。

 

つまり、家庭菜園の区画を4等分して、1区画に同じ科の野菜を栽培しながら、5年で再び同じ科の野菜を育てるというスタイルです。

 

栽培方法は野菜をナス科、ウリ科、マメ科、アブラナ科、その他の5種類に分けて、そのうち4種類を栽培するというスタイルです。

 

ナス科の野菜区

トマト、ナス、ピーマン、ジャガイモなど

 

ウリ科の野菜区

きゅうり、すいか、かぼちゃ、ゴーヤーなど

 

マメ科の野菜区

えだまめ、インゲン、落花生など

 

アブラナ科の野菜区

だいこん、小松菜、白菜、かぶ、キャベツ

 

その他の野菜区

とうもろこし(イネ科)、オクラ(アオイ科)、サツマイモ(ヒルガオ科)、サトイモ(サトイモ科)

 

輪作体系の区画分けが面倒くさいという方は接ぎ木苗を植える。

接ぎ木苗は連作障害に強い台木を用いてるので、前作がわからなくても連作障害で収量や品質が低下する心配がないのです。